Wiener Philharmoniker: Deluxe Edition Vol. 1
![](https://wph-live.s3.amazonaws.com/media/filer_public_thumbnails/filer_public/f3/d4/f3d48c6f-d2f6-4ebd-8fa2-d4a00531681c/0028948423583.jpg__1170x680_q85_subsampling-2.jpg)
CD
20 CDs
この度完成したデラックス・エディションには、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の長い歴史のひと区切りである50年代から最近までの音源が収められています。また、資料館秘蔵のレアな音源や、初演の未発表ライヴ録音も収録されています。ウィーン・フィルの音の遺産として、当楽団の演奏の歴史の中でも大きな節目をなす古典派、ロマン派、近・現代音楽の重要な作品が紹介されています。ウィーン・フィルの音楽と密接なつながりのある、忘れがたい指揮者や著名なソリストとの演奏がここに再び蘇ることができました。
本エディションで特筆すべき点は、ウィーン・フィルのアイデンティティの礎となった、楽団史において傑出した出来事と縁のある作品が収録されていることでしょう。1842年の3月28日の楽団創立記念コンサートの開幕を飾ったルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの交響曲第7番もそのひとつです。そのほかのハイライトとしては、当時ウィーン・フィルが初演したヨハネス・ブラームスの《悲劇的序曲》ならびにリヒャルト・シュトラウスの組曲《町人貴族》と、イヴァン・エレート、トーマス・ラルヒャー、ルネ・シュタールの三つの現代音楽作品の初演が挙げられます。